道南乳腺疾患研究会は、道南地域における乳がん検診の普及と乳がん地域連携パスの共有を主たる目標として、平成22年1月28日、地域の乳がん診療に携わる多くの職種の医療人が集まって発足した研究会です。現在の会員数は、医師、看護師、放射線技師、検査技師、薬剤師、保健師、事務職員等、125人となっています。 このホームページは、一般の方々に向けての乳がんに関する情報提供や講演会などのご案内と医療者に対する情報提供の2つを目的として立ちあげました。

道南地域の乳がん検診受診率は、少しずつ向上してはいますが、全国的にみれば低いレベルです。行政も色々と努力をしているようですが、なかなか結果を出せないでいるというのが現状だと思います。検診受診率を向上させるためには、市民への啓蒙が欠かせない活動であり、この活動に医療者も積極的に取り組むべきと考え、職種や所属施設の枠を超え、地域の乳がんに取り組む多くの医療者が参加して発足したのがこの研究会です。現時点では積極的な予防は難しいですから、なるべく早く診断し、治療し、乳がんでお亡くなりになる方を、この地域から一人でも少なくする。そのためには、この地域で乳がん診療に携わる医療者が一丸となって、乳がん検診の有用性についてメッセージを継続して発信していく事が大切だと考えています。 これまでに、市民公開講座の開催や五稜郭タワーのライトアップ等を行ってきました。また、複数の施設で日曜日の検診実施にも取り組んでいます。今後も、地域の皆さんに乳がん検診の意義を理解していただき、受診率向上に結び付くような活動を継続して行ないたいと考えています。そのための一つの方法がこのホームページです。検診以外の乳がんに関する情報についても、あわせて提供していきたいと考えています。

医療者や会員の方には医療者・会員向けの情報提供もこのホームページで行います。 世話人の一人である秋山記念病院の野納医師が「地診地療」地元で診断し、地元で治療する、という言葉を提唱しています。道南地域の乳がん診療は地域で完結する、そして この地域の乳がん死亡率は全国で一番低いレベルである、が地域の目指すべき姿と考えます。その実現に向けて貢献できる会になれれば良いと考えています。

このような会を運営することは、会員にとっても初めての経験です。うまくいかない点も多々生じてくるとは思いますが、地域全体で乳がん診療に取り組もうという志を忘れずに対処すれば、いい結果の出せる会になるものと思っています。

道南乳腺疾患研究会を宜しく御願いいたします。